ある日

私は、幼い頃から世界に通じるプロダンサーを目指していて、その夢を叶えるためだけに生きてきました。 「休む事は負ける事」と言い聞かせて、日々、過酷なレッスンを行っていたら、 ある日レッスン中に意識を失い、気がつけば病院のベッドの上にいました。 その時は、記憶を失っていて、自分の名前も、両親も思い出せなくなっていました。 言葉も話せなくなりました。 文字すら書けなくなりました。 お医者様から、ダンスはもちろんのこと、社会復帰は難しいであろうと宣告されました。 そして、プロダンサーの夢を諦めなければならなくなりました。 私は、夢も、希望も、健康も、仕事も失ってしまい、 「ダンスだけが取り柄の人間からダンスが奪われたら、他に何が残るの？」 「生きている意味すらないじゃない。」 疲れていると、泣き叫びました。 どんどん殻に閉じこもり、ひたすら自分を卑下していたのですが、 そんな私に対して、家族や友人たちは、変わらず、優しく、明るく接してくれました。 　 私は、皆さんの「愛」に触れて、少しずつ自分を取り戻しました。 そして、もう一度、みんなのためにも、自分のためにも、 新たなステージを目指してがんばろうと思えるようになり、起業しました。 私が立ち直れたのは、皆さんの愛と新たな夢のお陰です。 一度、夢と希望を失った自分であるからこそ、その大切さが身にしみて分かります。 人の【愛】に支えられたからこそ、今、私が存在していることも事実です。 私は、愛や夢や希望をもって生きる喜びを伝え、幸せの輪が、世界中に広がることを願っています。 あっ。気がつけば長々と、熱く語ってしまいました。あせる 皆さんも、人に伝えたい事を、素直に伝えて頂きたいです